みなさん、こんにちは、やぐま(@yahgooma_re4gl)です
やりました!
私の住む山形県山形市が国内で初めて、ユネスコ創造都市ネットワーク(映画分野)に加盟することが決定しました!
ちなみに、私が生まれた山形県鶴岡市は2014年に食文化分野でユネスコ創造都市ネットワークに加盟しておりまして、自分と縁のある都市がどちらも素晴らしい文化を育んてきたことを誇りに思います!
ユネスコ公式HP(海外サイト)↓
ユネスコ創造都市ネットワークとは
ユネスコといえば『世界遺産』が有名ですけど、ユネスコ創造都市ネットワークとは
ユネスコの事業として2004年に創設。創造性(creativity)を核とした都市間の国際的な連携によって、地域の創造産業の発展を図り、都市の持続可能な開発を目指すもの。各都市は同ネットワークを活用し、知識・経験の交流、人材育成、プログラム協力などを行う。
本事業には、文学、映画、音楽、クラフト&フォークアート、デザイン、メディアアート、食文化の7分野がある。
ユネスコの公募に応じた都市のうち事業の審査基準を満たすものが加盟認定される。
(出典:文部化科学省HP)
今回(2017年10月31日付け)は44カ国64都市が加盟し、全体で72カ国180都市が加盟しています
ちなみに国内では、たったの8都市(山形市を含む)しか加盟しておらず、
繰り返しになりますが、映画分野は山形市が初となります(世界でも映画分野は13都市)
なぜ、山形市が加盟できたの?
山形市では、1989年から隔年で
『山形国際ドキュメンタリー映画祭』が行われています
直近では2017年11月に行われ、1,000本を超える作品が上映されました
これが核になっているのは間違いないですけど、ただそれがあるだけではダメで(実際に山形市は2015年に加盟申請をして落選しています)『地域の創造産業の発展、都市の持続可能な開発』につながっていないと評価されないのです。
具体的には
- 東北芸術工科大学での映像教育
- 山形市交響楽団をはじめとする音楽活動
- 山形鋳物などの伝統工芸品を大事にする文化
などが複合的に評価されたということです
今後の展望
ユネスコ創造都市ネットワークに加盟できたから終わりではありません。
山形市はネットワークの一員になったのですから、他の都市との積極的な連携・交流が必要になってきます。
長らく、山形国際ドキュメンタリー映画祭を開催し、アジアを中心に映画作品・映画監督を応援してきたわけですから、同じアジアでの加盟国である韓国釜山や中国青島、あるいはオセアニアで地理的にも近いオーストラリアシドニーなどと連携して、映画文化を広めていく、深めていく取り組みが考えられます。
また、部門にとらわれず、食文化で加盟している同県の鶴岡市との連携であったり、他のネットワーク都市との連携が考えられます。
いずれにしても、国際的な取り組みが中心になりそうですから、色々なチャンスが生まれてきそうですね!
やったぞ!やまがた!頑張れ!やまがた!