つみたてNISAは何を買う?|SBI証券編

つみたてNISASBI証券

今年からスタートした「つみたてNISA」で何を買うか?

考えてみたいと思います

SBI証券で買える商品

つみたてNISASBI証券

SBI証券のつみたてNISA商品ラインナップを確認すると、2017年12月19日現在で指定インデックス投信が112本(うち1本が取扱予定)、その他アクティブ運用投信が11本の合計123本。

正直、この中から選ぶのって難しくないですか?

そこで、いくつか条件を絞って考えてみます。

つみたてNISA商品選択条件

商品を絞る条件を以下のようにしたいと思います。

  1. インデックス投信
  2. 投資対象が先進国もしくは新興国の株式
  3. 信託報酬が低い

なぜ、このような条件にしたか?簡単に説明します。

インデックス投信

インデックス投信を選ぶ=アクティブ投信を除外した理由としては以下の2つが挙げられます。

  1. 高いリターンを得られるか不透明
  2. 信託報酬が高い

アクティブ投信はベンチマークを上回る高いリターンを得ることを目標とするため、信託報酬が高くなる傾向にあります。

仮にベンチマークと同じくらいのリターンであれば、信託報酬が低いインデックス投信を選択するのがいいですよね。

つみたてNISAの商品は長期間で安定したリターンを得ることができた実績がないとラインナップに加わりませんが、実績があるからと言って、将来高いリターンが得られるとは限りません。

また、商品内容を吟味するのにも時間がかかります。

つみたてNISAは出来る限り労力をかけないことが大事ですから、そのような負担が多いアクティブ投信は除外することにします。

投資対象が先進国もしくは新興国の株式

つみたてNISAのメリットは「運用益が非課税」という点です。

ということは、運用益が多く見込める=リターンが高い商品を買うのがいいわけです。

『ちょっと待って、さっきアクティブ投信を否定した時に将来リターンは読めないと言ったじゃないか!』と思っている方もいらっしゃるかと思います。

確かに個別のアクティブ投信が将来どの程度のリターンをあげるのかは分かりません。しかし、インデックス投信やアクティブ投信が目標や基準にしているベンチマークはリターンがある程度期待できます。

経済成長率でみると、日本株よりも他の先進国や新興国が高くなっており、株価もそれに伴って上昇することが予想されるためです。

信託報酬が低い

つみたてNISAで買うことができる商品はそもそも、信託報酬が低いわけですが、ここ最近の投資信託の信託報酬引き下げ競争には目を見張るものがあります。

先進国株を対象とする投資信託の場合、5年位前までは年率0.5%を切ってくる商品でもかなり注目されていたものですが、最近では税込0.2%程度の商品が出てきています。

新興国株を対象とするものでも、0.5%を切るのがもてはやされた時代から、一気に0.2%台まで引き下げられています。

また、全世界の株式を対象とする商品が、最近充実しているのが特徴と言えるかもしれません。

結局、何を買う?

結局、何を買うか?は、投資対象が「先進国株式」「新興国株式」「全世界株式」の3つに分けて考えてみます。

先進国株式

先進国株式を対象とする投資信託であれば、以下の4つが候補になります。

いずれも、信託報酬が年率0.20%台でかなり低い水準です。

新興国株式

新興国株式を対象とする投資信託であれば、以下の2つが候補になります。

こちらも、信託報酬が年率0.19%から0.20%台で非常に低廉です。

しかし、実質コストはもう少し高くなることが考えられますので、その点には注意が必要です。

全世界株式

全世界株式を対象とする投資信託であれば、以下の3つが候補です。

それぞれに特徴がありますので注意が必要ですが、信託報酬はいずれも、年率0.3%を切っており、特に野村つみたて外国株投信は0.2052%と全世界株式を対象とする投資信託ではトップクラスの低さとなっています。

まとめ

いかがだったですか?

今回はSBI証券でつみたてNISAの商品で何を買ったらいいのか検討してみました。

皆さんも是非参考にしてみてください。