みなさん、こんにちは、やぐまです( yahgooma_re4gl)
平成30年2月18日に実施された第4回地方公会計検定2級の結果が、HPで公開されました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第3回 | 374人 | 264人 | 70.6% |
第4回 | 170人 | 131人 | 77.1% |
前回7月から受検者数が半分以下となりましたが、合格率は上昇し、131名の方が合格となったようです。おめでとうございます。
ちなみに、私も先日サラッと問題を解いてみましたが、19問/25問と一応合格水準を超えることができました。
ただ、仕訳の問題で凡ミス連発で恥ずかしかったです。
私の感想も交えて、簡単に第4回地方公会計検定2級を振り返ります。
検定問題の分析
では、簡単に検定問題の分析をしてみます。
難易度
合格率が前回の70.6%から77.1%へ上昇しており、難易度としては前回並みから少し落ちたと見るのが自然です。
私がやってみた感じでも、難しい印象はなかったので、私の感覚とも一致しています。
傾向
先ず、何と言っても、総合問題(問22〜25)がプレテスト、前回7月の検定問題と数字が違っているだけで、形式は全く同じでした。
また、重要論点と思われる「現金預金の考え方」「減価償却の計算」は当然のことながら出題され、前回肩透かしをくらった「リース計算」「子会社連結計算」といった問題が出題されており、傾向としては大きく変更はなく、予測し易い(ヤマを張りやすい)問題が多かった印象です。
特異点
プレテストや前回から大きく変更になったと感じた点としては、
①「ア〜オの記述のうち、不適切なものの番号を1つ選びなさい」という問題が増加(1問→3問)した。
②細かい論点の問題やひねった問題が散見された。
という点です。
①については、計算問題や仕訳問題ではなく、5つある文章の中から間違ったもの1つだけ探す問題です。これは、細かい点がしっかりとわかっていないと解答を導くのは難しいです。
②については、問題21の連結相殺仕訳の問題などが前回に比べてひねってきたなとわかる問題です。
まとめ
さすがに総合問題がほとんど手が加えられないとは思いませんでした。来年度の第5回からは別問題になると予想していますが、そうなると一気に合格者が減りそうな予感。
それ以外の問題については、重要論点がしっかりと押さえられており、前回7月よりも参考書等をしっかりとこなした人に優しい検定だったと思います。
余談ですが、第5回は引き続き2級・3級が行われる予定ですが、1級は依然として実施時期が未定です。
4月に入って項目追加される可能性はゼロではありませんので、引き続きHPを確認しておきたいと思います。もし、実施されるようなら受けようかと思っています!
以上、第4回地方公会計検定2級の簡単な振り返りをしてみました。
来年度受検を検討されている方に参考になれば幸いです。