【サカつくRTW】王者の思考(51thマスター)

今回は、第51回マスターDiv.で優勝された、ちゅん太郎さん(@chun_inko)から、お話を伺いました。

ちゅん太郎さんは、最上位ディビジョンで参加19回中17回決勝トーナメントに進出されているほか、プラチナ、ゴールドでも準優勝、私設大会のSBA(シルバー帯のバランス戦術でリーグ戦を行う大会)2連覇と幅広く、結果を残されている方です。

ここに書かれていることは、あくまでも個人の考えです。

質問項目一覧

常日頃、私が優勝者に聞いてみたいなぁと思っていることを、質問形式にしてみました。

皆さんも、聞きたいことがありましたら、X(旧Twitter)@yahgooma_re4glで教えて下さい。

  • プロフィール
    • チーム名
    • 参加ディビジョン
    • サカつく歴
    • SWCCの主な戦績
    • 所属チーム、グループなど
    • 課金額(秘密でもOK)
  • 王者の思考
    • 選手(ガチャ)選びのポイント(強い選手とは?)
    • 監督選びのポイント
    • スキルの考え方
    • ポジションエディットの考え方
    • SWCC最終予選の対策
    • SWCC決勝トーナメントの対策
    • SWCCに向けての調整方法
    • 参考にしている情報源(X(旧Twitter)、YouTube、ブログなど)
    • その他、大事にしていること

プロフィール

チーム名G-®ts ちゅんたろう©
参加Div.マスター
サカつく歴約3年
SWCCの
主な戦績
【優勝】
51stマスター
(38thから本格的に最上位Div.挑戦。
19回中17回トナメ進出)
【準優勝】
37thプラチナ、31stゴールド
所属チーム『G-RTS』
『銀獅子の咆哮』
『RTDT®』
『EGIP』
『JR海賊団』
課金額しょっちゅうリミッター外れますが、
気持ちは月数万円(笑)
マスターの猛者は私よりも課金している
と思いますが、私生活に影響が出ない
範囲内で遊んでいます。
ちゅんたろう
ちゅんたろう

僭越ながら、やぐまさんのブログで一筆書かせていただくことになりました。

皆様のお役に立てるかは定かではありませんが、もし興味があれば最後までご覧くださいませ。

選手(ガチャ)選びのポイント

マスターを主戦場とする建前、ほぼ全ての選手を育成することが必須と考え取り組んできましたが、とあるブログを拝見してから考えが変わりました。

そう、この”やぐまさんのブログ”です。

やぐまさん独自の計算式を参考に、Excelにて数値比較計算表を作成しました。ガチャをする前に既存選手との比較を行い、育成するか否かの取捨選択をしています。数値だけでは現れない部分(特徴)の加算値が算出されるので、実に面白いです。この場をお借りして感謝申し上げます。皆様も是非計算してみて下さい。

選手を選ぶ際に重要視していることは、下記3つです。

①オレンジ特徴持ち(キャプテン特徴やレーン特徴など)

②ジョーカー

③選手のシルエットは何か

①と②は言わずもがな。特に、センターレーン特徴は重宝しています。

③に関しては、必須プレスタ以外は、なるべくプレースタイルが被らないように選手を選択しています。

その際、気を付けているのが選手のシルエットです。

サカつくには、シルエットが8種あります。基礎となっているシルエットは、①ストライカー、②ラインブレーカー、③ポストプレイヤー(司令塔)、④ディフェンスリーダー、⑤カバーリング、⑥セントラルMF、⑦アタッカー です。

ラインブレーカーとカバーリングはシルエットが同じですが、攻撃か守備かで動きが異なるため、分けて考えます。

ざっくり、攻撃は背景「緑」と「黄」、守備は背景「黄」と「青」で分けます。※GKも別シルエットですが、ここでは割愛。

【参考】お話を元にやぐま作成

例えば、ファンタジスタ系統は、③のポストプレイヤーの派生プレスタ(仁王立ちして決めポーズ)です。

そのため、ポストプレイヤーに毛が生えたような動きをしますデッキを組むにあたり同じ系統の選手を複数起用すると動きが被ってしまうため、なるべく違うシルエット選手の使うようにしています。

ただ例外もあり、司令塔とチャンスメーカー、アタッカーとインサイドハーフ等は同じシルエットながら相性が良いと考えており、使用する選手や監督に応じて臨機応変に選んでいます。

監督選びのポイント

基本、最新監督がアビリティ的に優位に設定されているので、最新監督を選択します。

ただ、極稀に新監督でも旧監督と大差ないorむしろ弱い場合が存在します。監督の強弱に関しては、Youtuber”サネさん”の「監督比較検証動画」を参考にしています。

スキルの考え方

①デバフ・バフ、スタミナ削りスキルに偏りがないかを重視します。

その確認には、フレンドマッチを使用しています。

今般、消耗戦対策指導によりスタミナ削りが極めて厳しい環境となりました。以前は、前半はスタミナ削り、後半ジョーカーで刺す!ことを心がけていましたが、最近は、回復意識を強めた方が勝利判定を得られやすいと感じています。

具体的な割合としては『削り:回復=4:6』のイメージで、相手よりスタミナを維持した方が勝てる、という考え方にシフトしています。

②「この選手にオススメのスキルは?」と質問されることがありますが、選手単体のスキルよりも”チーム全体のバランスが大事”と私は考えます。

要は、強豪チームのアルバレス選手が、フェイクドリブルとバーストロングシュートをつけていたから、真似して同じスキルをつけよう!という考えは、”甘いよ”という事です。

他に使用する選手にフェイクドリブルが多数つけられている場合は、他のドリブルスキルを付けるのがベターです。

③二つ名は非常に重要と考えています。本気でマスター優勝を目指すのであれば、毎日1000GBを費やしてリーグ周回することをお勧めします。

ポジションエディットの考え方

「サカつくはパズルゲームである」と考えています。これは、対戦相手と自軍のポジエディ相性には良し悪しがあると考えているからです。

稀に、スキルがついていなかったり、昔の監督や数値が低いチームに紛れることがありますが、それはポジエディの相性が悪かったため。と私は考えています。

ポジエディを決める際に気を付けている点は、以下の4点です。

①シンプルに、なるべくシンメトリー(左右対称)にする。

②なるべく選手が一直線上に結ぶように配置する。

③等間隔に選手を配置する。

④対峙する相手の選手が誰かを考える です。

④に関して補足すると、例えば、トラップ数値が高い選手に対してはトラップされないようパスカット値の高いDMF選手を配置したり、強いタックル持ちの選手に対しては、どうせドリブルしても抜けないため、極端にドリブル数値が低い選手を配置し、タックル数値が低い選手のところから攻めることで優位に戦えることが多くなります。

これは、最終予選で相手のフォーメーションを確認できる際にのみ有効です。決勝トーナメントではどのような相手にも対応できるようにする必要があるため、④の理論は適用しにくいです。

SWCC最終予選の対策

スキル

基本は有利で勝てれば良いので、その対策をしています。例えば、相手が中央突破の最新監督(スペイン)の場合、FWが1人、OMF・SMFが4人。DMFが1人、DFが4人いますよね。なので、①FWは1人だから、FWへの削りは少なくて良いかな?②MFは5人、DFは4人いるから、ここの削りが大事だ。と考えます。

要は、対戦相手に対して、いかに効率的に圧をかけられるか?を心がけています。

アクセサリー

SWCC開始前に、全てのアクセを取り外し、一番不安な戦術から、一番数値があがるアクセを順番につけていきます。

55thSWCCは、サイドと中央が不安だったため、その2つからアクセをつけました。一度つけたら、アクセの付け替えは一切しません。

ポジエディ調整

前述した通り、ポジエディには相性があります。そのため、複数のポジエディを用意しておき、全50試合相手のポジエディを確認した上で、相性の良いと思われる最適解のポジエディを当てています。

ガチガチのガチ勢のときは、約12時間かけて50試合やってましたが(苦笑)、いまは私生活の時間の都合で1時間くらいでササっと終わらせています。

調整は、8割フレンドマッチ、1割アリーナ、1割ルームマッチ、です。

全て、こちらが有利となるように当てます。

どんなに仕上がっていても100%勝てるわけではないので、とりあえずフレンドマッチで勝率約8割になるまでひたすら「結果を見る」で調整します。その際に、相手のフォメがどのような形であったか?をメモします。

次に、ポジエディが異なる対戦相手にあててみて、勝率8割以下になったら、新たなポジエデイを作り、勝率8割になるまで再度調整します。これの繰り返しです。

対戦相手のポジエディを見て、最適解のポジエディを選択できるようになったら完成です。最大で8個くらいのデッキを用意したことがありますが、正直やりすぎだと思います・・・。が、これがパズルゲームの所以です。

最終的に出来上がったデッキをアリーナやルームマッチに出して、最終確認を行います。

選手への指示

『指示をしない』を選択しています。

理由は、能力変化により勝利判定にばらつきが発生すると考えているからです。

選手の交代

ベースは攻撃3人、守備2人。後半直後で3人、後半10分で2人です。基本有利のためGKは交代させませんが、相手のスキルを見てGK削ってきそうであれば守備2人のうち1人はGK交代させます。異戦術のキーパーでも構いません。とにかくスタミナ管理です。

SWCC決勝トーナメントの対策

基本的に最終予選(有利)想定の調整しかしておらず、トーナメント向けの調整はあまりしていません(笑)。そのため、最上位Div.トーナメント初戦敗退10回、まぐれで1回だけ優勝!という実績のため、役に立たないかもしれません。言い訳っぽくなりますが、マスターDiv.は、とにかく、最終予選突破できないとトーナメントが始まらないため、トナメの調整が疎かになりがちです・・。

ただ、優勝した51th大会は、かなり念入りに調整をしました。フレマにて各1000試合くらいあてたと思います。もうそんな気力はありませんが・・・、ご参考程度に、スクショとともにご覧ください。

①前半はAフォメ4バック、選手間隔を狭めてボール支配率を高めて削りを優先(有利に紛れやすいフォメだったが、ミラーに対して勝率高かった)

②後半、負けていたらBフォメ5バックに変更
選手間隔を広げて、サイドバックやや上げて攻めるフォメに変更、OMFのペレとジーコの位置を反転させ、相手DMFやCBに対しての突破口を入れ替えた(有利のカウンタ―にはかなり効果的、ミラーに対してはそこそこのいフォメだった)。

【補足】前半で負けている場合にはこのパターン

後半開始「得点を奪え」→フォメB&交代枠5枚使い切って点を取りに行く

③消耗戦対策指導が無いシェクター監督だったので、フル出場の選手には根性アクセをつけた。

④『守備を固めろ』では、センターレーン特徴持ちのペレを交代してしまうとDEF陣へのバフが無くなることから、ジョーカーのJ・コレアを使わずに、ペレをフルで使います。

【補足】理想的な流れで進めばこのような交代パターンになると思います。

前半リード→後半開始「流れを変えろ」→後半10分「守備を固めろ」

⑤延長、PKまで想定し、GKにはスタミナ回復量が中アップするの金アクセ(欧州選抜)をつけた。またPKは精神力が関係していると思っているので、なるべく精神力が高いアクセをつけた。

SWCCに向けての調整方法

本格的な調整はSWCC一次予選が始まってから実施しています。SWCC期間外と、期間中では勝利判定にばらつきがあると感じているためです。

なお、日ごろから適当なデッキでルームマッチに積極的に潜り込んで、自分の試合ではなく、他人の試合やデッキを見て、いま誰が強いのか?どういうデッキが勝っているのか?どういうスキルなのかなどを見て、学ばせて頂いています。

正直なところ、自分の試合にはあまり興味がありません(笑)

参考にしている情報源

所属団体の皆様と情報交換が主です。

YouTubeはサネさんの動画を見ています。

昔は、ミラティブ配信にお邪魔して情報を得ていましたが、最近配信者の方が減ってきたので少し寂しいです。(誰か配信してくれないかなぁ~)

その他、大事にしていることなど

1にも2にも、とにかくポジエディ。サカつくはパズルゲームだ!

ガチャとSWCCのトナメは運なので、爆死しようが初戦敗退しようが、爆死した分はきっと次にケチャドバする。初戦で負けようが、次はいつか優勝出きる!所詮ゲームだ!と割り切ることにしています。

最近は、サカつくで遊ぶことよりもX(Twitter)の仲間とお話しするのがメインになっています。オフ会にも何度か参加させて頂きましたが、サカツカーの皆様と面と向かってお話するのは、本当に楽しいです。

サカつくで出来た不思議なご縁は、サカつくがサービス終了を迎えたとしても継続してけたら嬉しいなぁと思っています。

もしも、こんな私で良ければいくらでも質問受け付けてますので、お気軽にX(Twitter)のDM頂けたらと思います。

ちゅんたろう
ちゅんたろう

X(旧Twitter)のアカウントは(@chun_inko)です。

お気軽にどうぞ~

感想

まず初めに、私のブログを読んでいただき、さらに活用までしていただいていることにびっくりしました。ありがとうございます。

私自身、どうしても勝てない相手がいたり、なんでこんなチーム(失礼)に負けるんだと思うことがありましたが、フォーメーション、ポジションエディットでの相性がある『サカつくはパズルゲーム』と言われ、なるほどなと思いました。

また、実際のフォーメーションやゲームプランまで公開してもらい、非常に有意義だったと思います。

ただ、『フレマを各1000試合』とか、『デッキを8種類作って相手のフォーメーションに合わせて変更』、『12時間かけて最終予選50試合』など、やり込みの次元が違い過ぎて、ちょっと引きましたww。

フレマ100試合くらいでやった気になっていた、自分が恥ずかしいです。

ちゅんたろうさん、「王者の思考」を詳細を語っていただき、ありがとうございました。

それでは、良きサカつくライフを!