今回は、第55回マスターDiv.で優勝された、A BAOA QU▲▽®さん(@abaoaqu_1996)から、お話を伺いました。
アバオさんは、ミラティブでご自身の最終予選デッキや優勝デッキを解説されていますし、独自の解析Tweetもされているので、是非フォローしてみてください。
質問項目一覧
常日頃、私が優勝者に聞いてみたいなぁと思っていることを、質問形式にしてみました。
皆さんも、聞きたいことがありましたら、X(旧Twitter)@yahgooma_re4glで教えて下さい。
- プロフィール
- チーム名
- 参加ディビジョン
- サカつく歴
- SWCCの主な戦績
- 所属チーム、グループなど
- 課金額(秘密でもOK)
- 王者の思考
- 選手(ガチャ)選びのポイント(強い選手とは?)
- 監督選びのポイント
- スキルの考え方
- ポジションエディットの考え方
- SWCC最終予選の対策
- SWCC決勝トーナメントの対策
- SWCCに向けての調整方法
- 参考にしている情報源(X(旧Twitter)、YouTube、ブログなど)
- その他、大事にしていること
プロフィール
チーム名 | ΨA・BAOA・QUⓇEGIP |
参加Div. | マスター (最上位ディビジョンしか エントリーしたことないです) |
サカつく歴 | インストールしたのは2周年から なので約3年半です。 トップランカーになろうと本格的に 取り組み始めたのは、2022年5月 からになります。 |
SWCCの 主な戦績 | 55thマスター優勝 48thマスター準優勝 ほか、ベスト8:1回、ベスト16:2回 決勝トナメは10回出場 ▶称号 【SWCC常勝】【無敗優勝】 |
所属チーム | 『®spd(旧RTDT)』 『EGIP』 『Dc亭』 |
課金額 | 猛者の方の中では、エグい人達がいるので😅 大したことないと思います。 やり始めて3年半で少し良い新車は 買えるぐらいかと😌 |
選手(ガチャ)選びのポイント
ガチャは、マスター帯なので基本は全部引きますが、指定プレスタの選手はその戦術の最重要選手と思っているため、その選手が作れると判断するまでは最低引くようにしてます。
強い選手は、
①5肺、根性系の特徴を持っている
②OMF×ヴァンガード×SSステ
③監督性能(コンボ効果)との相性
個人的に以上のポイントに該当する選手は強い印象があり、選択肢に入れがちです。
①の理由:スタミナ回復及び削り合いの環境なので、能力が落ちない、落ちにくいアドバンテージは勝率に大きく影響があると思っています。あわせてジョーカーがあまり出ないポジション(DMF、CB)の5肺持ち選手は個人的に人権選手と思ってます。SBもスタミナ消費が激しいので根性系のスキルがあると最後まで頑張ってくれるので使用感がよく重宝してます。
②の理由:削り合いの環境のため、スタミナの増減に直結するヴァンガードトラップを持っている選手はマスター帯では必須だと思ってます。その中でもボールを経由しやすく、プレスタ指定にもひっかかりにくいOMF且つSSステ持ちは、長期間チームの要として活躍してくれている印象です。ちなみに制限戦でも重宝します。
③の理由:各監督に振られている能力80%バフのコンボ効果の恩恵を最大限得れられるよう、バフが掛かる対象の能力が高い選手をなるべく選択肢に入れるようにしてます。(サイド新監督は85%且つバフが掛かる能力も申し分なしで、、恐ろしく強いと思うw)
ただ、選手個人の強さとチーム力向上は別物と考えていますので、チーム全体のバランスを考えて選手選定はしています。
監督選びのポイント
シンプルに最新の監督を使っています。
最新監督が弱かったら誰もお金使わないし、ソシャゲとして成り立たないと思うので。。
強いて言うならシュート、タックルのバフがついてるかなぁ?てのは覗きますw
スキルの考え方
全体のバランスを大事にしていますので、どの選手を使うのか決まってから一気につけ始めて、少しずつ微調整していきます。
大事にしていることは、スタミナではなく、能力のバフ、デバフ系スキルを如何にバランス良く付けるかを意識してます。
猛者同士の対戦だと毎試合削りのムラがどうしても出てしまい、削りが甘いのか甘くないのかよくわかりませんw
ある一定のスタミナ削り、回復系のスキルを乗せ、削れることを確認できたら、バフ、デバフ系スキル(特にドリブル、シュート、タックル、パスカット、フィジカル系)を必ず意識してつけるようにしてます。
ポジションエディットの考え方
選手のプレスタによって動きが違い、稼動範囲も大きく違うため、選手同士の距離を大事にしてます。
ドリブルさせたいなら前のスペースを空ける、パス回しさせたいなら狭める、カバーさせたい選手がいれば寄せるなど意識してポジエディしてます。
ただ、対戦相手に起因するのであまり深く考えないようにしていて、スパなどで勝率が1番良いものを採用してます。 それを見つけるためにとにかくハマるまで微調整を繰り返す感じでしょうかね。
SWCC最終予選の対策
わたしは団体にいくつか属しているため、そこでルムマ、フレマを活用してデッキを作り始めます。
環境がガラッと変わることがサカつくではよくあるのでギリギリまでイジイジしません。
調整させていただく猛者の方のデッキも最新にある程度仕上がってくる頃、最終予選の週の水曜あたりぐらいから4戦術一気に作り始めます。
基本的には、こちらが有利でしか調整しないようにしてます。不利、ミラーで調整してしまうとわたしはすぐ迷走してしまうのでww
有利で8,9割勝てるぐらいまで持っていく感じです。
SWCC決勝トーナメントの対策
最終予選を土曜日に終わらせて、日、月曜の2日間で、予選とは違い対ミラーでスパ調整します。不利は勝ったり負けたり安定はしなく勝った時でも勝った根拠が得られにくいので、優柔不断のわたしには合わないと判断しました。
2日間ではできることが限られてますので、主にポジエディの調整と上位スキルへの上書きを行っています。
ポジエディの基本的な型みたいなのは無く、とにかくスパで勝率が良いものを採用するこの一点につきます。
また、スキルを大幅に変えることもしません。これはスタミナ管理、バフ・デバフのバランスを予選で整えてきてるので下手にいじると崩れてしまう恐れがあるためです。
あくまで上位スキルに上書きするを前提に付け替えをします。アイロニーをシルフィに変えるみたいなことですね。
SWCCに向けての調整方法
最終予選への対策しかしないので、特に何かするってことはないです。
とにかく慌てず、ギリギリまで待つことを意識してます。
これは、実は他に理由があって、、恥ずかしながら覚醒コーチやビブスなどの節約をしたいからってのもありますww
すぐ在庫枯渇になるんですよ泣
アイテムが枯渇しない方法誰が教えてください (T-T)
参考にしている情報源
主に、現在所属している®spd(旧RTDT)とEGIPの皆さんと検証結果を共有しあったりしてます。
わたしは、本格的に上位を目指そうと思ったのが去年の5月からで、それまではXもしてませんでしたし、サカつくも夜暇な時にちょろっとやるぐらいでした。
グループに招待され、たくさんの方にご指導いただいたことで明らかに結果が出始め、トナメの常連になれました。強くなるためにはたくさんの知識が必要だと痛感してます。
ですので、これからサカつくがんばろって思ってる方がいればグループに積極的に参加してみてください。大きな気づきが沢山あるはずです。
その他、大事にしていることなど
『デッキを作る際は自分なりの根拠を必ず持つ』
これはわたしが先であげた内容よりも根底として1番大事にしていることで、サカつくの師と呼んでいる方から直接言われた言葉です。
“この選手はなぜこの配置にしているのか“
“このスキルをなぜこの選手につけているのか“
“この選手使った理由はなぜか” など、
聞かれても必ず答えられるようにしています。
これを答えられるようになってからグンと成績が伸びました。
なんとなくだと勝っても負けても経験値になりません。自分なりの根拠を持つからこそ、改善やブラッシュアップできると思ってます。
正しいか間違ってるかは誰もわかりません。誰もわからないからこそ、自分だけは作ったデッキに根拠を持って信じて大会に臨むのみです。
あとは、大前提としてとにかく仲間たちと楽しくサカつくをすることです。ゲームなのでストレスが溜まったらダメです。ガチャがダメだった、試合に負けた、などあってもポジティブに考えることは心掛けてます。
今回はこのようなインタビューのご依頼をいただきありがとうございます。これからも皆さんと一緒にサカつくを楽しんでいけたらと思ってます。
感想
『デッキを作る際には自分なりの根拠を必ず持つ』
『自分だけは作ったデッキに根拠を持って信じて臨むのみ』
なかなか結果が出なかったり、どうしたらいいかわからなかったりすると、どうしても見た目の総合値や最新の選手だからという微妙な根拠で選手起用してしまいます。
その点、アバオさんは、自分なりの根拠を持って、自分のデッキを信じているところが、印象的でした。
ジョリーロジャーさんやアセロラさんもそうでしたが、やはり結果を残す方は自分のチームを信じて、迷わない、そしてサカつくを楽しむ方なのだなと思います。
マスター帯に限らず、スタミナを削る、回復するといった部分は多くの人が腐心していると思いますが、アバオさんは、他のステータス(シュート、タックルなど)のバフ・デバフにも気を掛けている点は、今後のチーム作りに活かせるなと感じました。
アバオさん、丁寧な解説ありがとうございました。
それでは、良きサカつくライフを!