【サカつくRTW】王者の思考(59thプラチナ)

今回は、第59回プラチナDiv.で優勝された、田岡茂一さんから、お話を伺いました。

田岡さんは、59thプラチナDiv.で優勝されていますが、過去にブロンズ、シルバー、ゴールドでも優勝されている方です!

ここに書かれていることは、あくまでも個人の考えです。

質問項目一覧

常日頃、私が優勝者に聞いてみたいなぁと思っていることを、質問形式にしてみました。

皆さんも、聞きたいことがありましたら、X(旧Twitter)@yahgooma_re4glで教えて下さい。

  • プロフィール
    • チーム名
    • 参加ディビジョン
    • サカつく歴
    • SWCCの主な戦績
    • 所属チーム、グループなど
    • 課金額(秘密でもOK)
  • 王者の思考
    • 選手(ガチャ)選びのポイント(強い選手とは?)
    • 監督選びのポイント
    • スキルの考え方
    • ポジションエディットの考え方
    • SWCC最終予選の対策
    • SWCC決勝トーナメントの対策
    • SWCCに向けての調整方法
    • 参考にしている情報源(X(旧Twitter)、YouTube、ブログなど)
    • その他、大事にしていること

プロフィール

チーム名田岡茂一
参加Div.SWCC59thプラチナDiv.参加
(次回はダイヤ初参加予定)
サカつく歴3年4か月
SWCCの
主な戦績
【優勝】
41stブロンズ
46thシルバー
49thゴールド
59thプラチナ
所属チーム『B&』
『m.a.l』
『燦』
『味噌派塾』
『よくわからん』
課金額ナイショです
(オープンな場で課金の話をすることを
好みませんのでご容赦下さい)

監督選びのポイント

トナメに出すメイン戦術を1つに絞り(固定)、リソース(GB、優良スキル、優良アクセ、二つ名(上級トレーナー)、移籍特訓、調整時間など)の多くをその戦術に集中させています。

GBを貯めた上で特定の監督のチームに集中投資する目的で、メインの1戦術の監督は1年程度継続して使う前提で作っています(現在使用のトレサンタノ監督:2023年7月から使用、その前のザガリオ監督:2022年4月から使用) 。

監督を1年程度使用したタイミングのその戦術のガチャの中から、最新監督のアビリティ/フォメコンバフや選手のラインアップをみて判断します。

予選の監督(メイン以外の戦術)に関しては、新監督を手持ちの選手で仮組みして、ガチャを引かずに新監督を使って現監督よりも強くなりそうか、フレマで試しています。

その他、SWCCの結果を受けて監督選考を見直す必要があると考えた場合に、他の監督を同様に試しています。

選手(ガチャ)選びのポイント

上記のように選考した最新の監督(絞った特定の1戦術)用のガチャをメインで引いています。

強いオレンジ特徴の選手やジョーカーを優先的に使うことが多いです。

その他、選手の選考において気をつけていることは、チーム全体におけるその選手の役割を考えた選考、他の選手との組み合わせ、カタログスペックのみでは選手評価をしないことです。

これらを判断するのに参考にしているのは、複数の強いオーナー様の試合(SWCCトナメ、ルムマ、フレマ)です。その選手をどういう使い方(ポジエディ、併用する他の選手、スキル、移籍特訓、アクセ、二つ名)をしているかを見ます。

スキルの考え方

その選手にどのスキルがあっているかという観点と、チーム全体の最適バランスを考慮するという観点の両面で考えています。

前者に関しては、幅広くスキルをつけたいと考えております。 例えば、CBにはタックル、マーク、パスカット、フィードCFには通常エリアでのシュート、空中でのシュート(複合系シュート、ヘディング)、ドリブル、トラップのスキルを持たせたいと考えています。

但し、CBに固有でSpの弱いタックルスキルがついている場合は、そのスキルを極力発動させないように強いExのタックルスキル/マークスキルをつけるなどの例外はあります。

また、複数の強いオーナー様のスキル付けを参考にします。ただデッキを見るだけでなく試合を必ず見るようにしています。

後者のチーム全体の最適バランスについては、相手チームの選手のスタミナ削り/能力へのデバフ自チームの選手のスタミナ回復/能力へのバフのバランスです。

それらのFW/MF/CB/GK毎のバランスも必要です。デバフとバフについては、対象の能力(シュート/ドリブル/パス/タックル/マーク/パスカット/セービング/精神力など)のバランスも考慮します。

最適バランスとは均一ということではありません

どのバランスが最適かは強いオーナー様の試合や自チームの試合を見て最適バランスを考えます。環境によって、最適バランスが変わることも考えられますので、常に模索していくしかないなと考えております。

ポジションエディットの考え方

前回大会(ベスト16)からの戦力の上積みが、ほぼポジションエディットのみですので、今回の優勝に対するポジションエディット見直しの影響は大きかったと感じています。

「今回のSWCCは前回と比較して戦力の上積みはないから成果をあげるのは無理だ」というツイートをよく目にしますが、戦力の上積みがないと思ってから戦力アップさせることが制限戦の醍醐味ではないかと思います。

サカつくを始めたばかりの頃は、SWCCの各Div.の優勝者のデッキをスクショして、眺めることにより、結果を残せるポジションエディットのイメージを頭の中につくる作業を継続的に行っていました。

新しく監督を起用する際には、フレマで同じ相手に多くのポジションエディットの候補を数多く対戦させてより結果のよいポジションエディットを残し、それをベースに微調整していく作業を行うことが多いです(フレマでなくルムマでやることもありますが、フレマの方が同じ相手のとの試合数を多くできます。)。

自分で作ったポジションエディット以外に、他の強いオーナー様のポジションエディットも候補に追加すると、よりよいものを作れる可能性が高まります。

このフレマは試合観戦方法を「結果を見る」にし、数多く試合をできるようにするとよいことを、以前、ある強豪オーナー様に教えてもらいました。微調整したものも含めてできるだけ多くのポジションエディットを試すことが大切です。

SWCC最終予選の対策

ゴールドまでは予選におけるその他の戦術(一応、原則4戦術の予選デッキを使います)にかける時間は1%程度でしたが、プラチナDiv.の予選では、かける時間を若干増やしてもなかなか通用しませんでした。

プラチナに参加した10大会のうち、3回もトナメ進出を逃しました。SWCC 59thもストレートインできずプレーオフを勝ち上がってのトナメ参加です。

予選突破が厳しいオーナー様はガチャは1戦術(GBに余裕があれば2戦術)にしぼりつつも、4戦術予選用のデッキをつくり、各戦術の調整に時間をかけるなどの対策が必要ではないかと考えます。

SWCC決勝トーナメントの対策

メイン1戦術をより強化することが対策です。

制限戦の64人トナメにおいて、1戦術に絞ることにより戦術バレして不利戦術に多くあたるリスクはよほどの大物でない限りはないと思います。私はそのように感じたことはありません。

しかしながら、特定の戦術が勝ちやすい環境になることもありますので、GBに余裕があれば2つのメイン戦術をもつ方が環境に応じた戦術選択をしやすいかもしれません。

いずれにしても、選択した戦術において、いかに自チームにとって勝てるポジションエディットを見つけられるかがトナメで勝つための鍵となると考えています。

SWCCに向けての調整方法

選手選考、スキル/移籍特訓の付与、アクセ選定は早めに完了させ、SWCC直前には、ポジションエディットの調整のみになるように計画しています。

その際は特定選手のポジションを一つずつ微妙に変えてフレマやルムマで試すなどの細かい調整を行います。

サカつくはメンテ前後で最適なポジションエディット(ポジションエディット毎の相性もあるため一概にいえないところもありますが)が変わる可能性がありますので時間がとれるなら、SWCC前の最終メンテ後にポジションエディットの調整を一からやり直すのが理想です。

しかしながら、私は、なかなか時間を作れないため、あらかじめ大まかな形は決めておき、最終メンテ後に微調整という妥協したやり方にすることが多いです。

参考にしている情報源

やぐまさんのブログの選手能力値/チーム総合値に関する記事は大変勉強になります。まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。

その他、SWCCトナメ/ルムマ/フレマでの強いオーナー様のデッキ/試合が一番勉強になると考えております。

結果を残したオーナー様が何故こういうデッキにしたかを考えながら見ると、自分で考える力がつくと考えています。

制限戦の方であっても、マスターで結果を残された方のデッキで理想形の参考にし、制限戦で結果を残された方のデッキからはリソースがないなりの工夫を勉強する選択の幅が拡がると思います。

また、ポジションエディット以外にも選手起用やアクセ/移籍特訓/スキル選択などにおいてもフレマ等で色々試行錯誤することは重要だと考えております。

同じデッキと数多く試合して試行錯誤できる環境は活用しないともったいないです。

その他、大事にしていることなど

ここまで読んでいただいて恐縮ですが、私は「王者」でも「強豪」でもなんでもありません。今回の優勝も運に恵まれた部分が大きいと考えております。

マスターはわかりませんが、制限戦は運ゲー要素が大きいと考えております。

強化の方向性さえ間違えない限りは、制限戦は、誰でも運次第で結果を残せるチャンスがあるゲームデザインになっているのかなと感じております。

従って、目先の結果に一喜一憂しすぎず、やるべきことを継続しつつ、結果がでてもでなくても、SWCCの振り返りはしっかりと行い反省すべきことは反省し、結果を出している他のオーナー様から学びつつ試行錯誤を積み重ねることが大切なのかではないかと思います。

感想

田岡さんは、本人こそ王者でも強豪でもないとおっしゃっていますが、めちゃめちゃ強いですww。制限戦においてはルムマでもSWCCでも当たりたくないオーナーさんの一人です。

「戦術はバレてるから有利とればいいじゃん」と思いますが、フツーに有利で負けますww

こんなに強いオーナーさんでも、プラチナは優勝まで10回かかってますし、それ以前に優勝をできない期間があったと聞いてますので、まだ優勝できない方も今回のお話を参考にチーム作りに励みましょう!

田岡さんとは、以前から交流があるので、性格的に表に出たがらないタイプなのを無理言ってお願いしてしまいました。

田岡さん、今回はお話ありがとうございました。

それでは、良きサカつくライフを!