みなさん、こんにちは、やぐまです( yahgooma_re4gl)
あなたは、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAでどんな投資信託を選んだらいいか悩んだことはありませんか?
そんな時に役に立つのが、SMBC日興証券が提供している「fund eye」というサービスです。SMBC日興証券に口座を持っていない人でも無料で利用できますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
日興証券SMBCが提供する「fund eye」とは?
2017年5月23日から提供されている投信取引サポートサービスで、国内最大手の投信評価期間であるモーニングスター社と連携して、どのような投資信託を選べばよいのか、提案してくれます。
インターネット上で完結しますし、変な勧誘もなさそう(メールアドレスや個人情報等の入力が不要)なので、試しにやってみました。
実際にやってみた結果
実際にやってみたので順を追って解説します。
まずは、fund eyeトップページにアクセス。
fund eyeを利用するをクリック。
「ご利用にあたっての留意事項」に同意して、「投資デビューをしたい!「はじめての1本を選ぶならこちら」をクリック。
6つの質問に答える
6つの質問に答えます。
- 年齢
- リスク許容度
- 資金の性質
- 相場急落時の行動
- マーケット情報への関心
- 利益と損失のイメージ
順にみていきます。
年齢について
選択肢は4つ。今回は実年齢通り20代〜30代を選択しました。
リスク許容度
「金融商品を選択する上で重視されること」で、リスクを積極的にとるのか、なるべくリスクを抑えるのかを聞かれます。
選択肢は3つ。今回は「リスクを積極的に取りながら大幅な収益アップを目指す」を選択。
投資では「ローリスク・ハイリターン」はありませんので、リスクが抑えられたらリターンも小さくなるという前提が頭に入っていないとミスリードしてしまいます。
資金の性質
投資は余裕資金で行うのが原則ですが、近年、iDeCoやつみたてNISAなどの積立ニーズを考えてか、「将来に備えた資産形成のための資金」の2択になっています。
今回は、後者を選択しました。
相場急落時の行動
相場急落時にどうするか?「売る・ガチホ・買う」の3択です。
今回は、ガチホ(=自分の決めた投資期間中は売却せずに保有し続ける)を選択。
マーケット情報への関心
株式市場や為替相場の情報(マーケットの情報)をどのくらいの頻度で見ているか?つまりどの程度関心があるか?ということですね。
今回は、ほぼ毎日ニュースを見ているので「ここ最近の株価や為替レートを把握している」を選択肢ました。
利益と損失のイメージ
これが、なかなか悩ましい質問です。
100万円を1年間投資した際の利益と損失のイメージですけど、初心者はこのようなイメージを持ちにくいのではないでしょうか?
平均リターンと標準偏差(=リスク)の考え方がわかっていないとちょっと判断しにくいかなと思います。
今回は、「86万円〜127万円」を選択しました。
平均リターンは左から1.0%、4.5%、6.5%、7.0%、7.0%で、それに対して上下に選択肢毎のブレがあると考えるとイメージしやすいと思います。
投資対象を選ぶ
6つの質問に答えると、それに該当する投資信託を投資対象ごとに本数を表示してくれます。
今回は「国内株式」「グローバル株式」を選択肢ました。
優先順位を選ぶ
投資信託を選ぶ際に重視するポイントとして、「保有コストが低い」か「効率の良い運用」を選ぶことになります。
保有コストが低い=信託報酬が低い、効率の良い運用=シャープレシオが高い、ということになります。
今回は「保有コストが低い」を選択しました。
診断結果
おすすめの投資信託は「リスクメジャーでタイプ04」とのことです。5段階の上から2番目に積極的にリスクをとる(価格のブレが大きい)投資信託がオススメとなりました。
※右側の欄が真っ黒になっていますが、おそらくPCの違いによる不具合(javaかflashplayer )と思われます。
具体的には、以下の3つが提示されています。
- EXE-i グローバル中小型株ファンド
- EXE-i グローバル先進国株式ファンド
- ニッセイ 日経225インデックスファンド
各投資信託については、簡単な評価も表示されています。(以下はニッセイ日経225)
まとめ
今回は、30代のインデックスファンドで積立投資を始めようとしている人を想定して、試してみたのですが、予想外にしっかりとした投信をオススメしてきて少しビックリしました。
おそらくは、インデックス投資ニーズが増えていることやモーニングスター社の考え方が強く反映していると考えられます。
一方で、質問の中には初心者にイメージしにくいものが含まれていたので、そこはフォローが必要かなと思います。
「はじめての1本」ということで、今回、診断結果に出てきた投信はコストも安く、オススメできますが、そもそも、モーニングスターレーティングが4つ星以上でないと結果に出てこない(例えば、設定してから期間が短い投信など)ので、これから投資と考えている方は、オススメされた投信と類似の投信を調べてみるのも大事です。
以上、SMBC日興証券の「fund eye」で「はじめての1本」を提案してもらったら、結構まともでビックリしたでした。
次回は「fund eye」でポートフォリオとリバランスを診断してもらいます。