あなたの旦那さんはイクメンか?明治安田生命のアンケートに見る男女のギャップ!

みなさん、こんにちはやぐまです

今朝のニュースで取り上げられていた明治安田生命の子育てに関するアンケート調査結果が興味深いので取り上げたいと思います

調査結果はコチラ(PDF)

調査の概要と対象者

20才〜59才までの子どものいる全国の男女

今年の8月9日〜14日にインターネットで回答

回答者は20代、30代、40代、50代それぞれ129組258人で合計1,032人

最後の人数がきれいに揃えられているので、作為性が感じられなくはないのですけど、各年代の人数が同じになるように無作為抽出しているんでしょう

イクメンに対する意識調査

いくつかの調査があるのですが、私が注目したのはイクメンに対する意識調査です

現在、育児期間(0~6 歳児)の子どもがいない人には、当時の育児を振り返って回答してもらっているそうです

自分(もしくは夫)はイクメンだと思うか?

全体で見ると「イクメンだと思う」「どちらかといえばイクメンだと思う」がそれぞれ10.1%、40.0%で合計50.1%となっています

男女でみても、男性は7.4%、41.1%で合計48.5%、女性は、12.8%、39.0%の合計51.8%と意外にも女性の方が割合が高いという結果に

まぁ、そこまで大差はないですけど・・・

ここで私が注目したいのは、「イクメンだと思わない」という割合です

男性は16.3%に対して、女性は27.3%と10ポイント以上の差が付いています

この状況はどの年代で見ても、女性の方がイクメンだと思わない割合が10ポイント以上高くなっていまして、かつ年代が上がるほど高くなっています(50代の女性は実に約4割が夫はイクメンだと思わないと回答・・・)

女性はイクメンだと思う割合も男性に比べて高くなっているので、評価が両極端になっており、一方で男性は「どちらかというと」という割合が高いことが分かります

このことから、女性は評価基準がしっかりしているので、黒か白か評価が分かれやすいのだと思います

調査元の明治安田生命では、『妻は夫に対して高評価!』な〜んて書いてますけど、そんなことはなさそうです・・・むしろ、「イクメンだと思う」(12.8%)と「イクメンだと思わない」(27.3%)を比べたら、ダブルスコアで「イクメンだと思わない」という人が多いわけですから、まだまだなんだと思わないといけないんじゃないかと思います

育児休暇を取ることがイクメンではない!?

意外だったのが、「自分(または夫)がイクメンだと思った理由」について、「育児休暇などの取得ができる」という理由が男性2.4%、女性0.4%と極端に低いことでした

この結果だけを見るとすごく違和感があったんですけど、育児休暇の取得状況についての調査と併せて考えるとよくわかります

男性の育児休暇取得率は25.6%と4人に1人という結果ですが、一方で取得期間が1日以上1週間未満が56.8%となっており、取得できても数日というケースがほとんどだということです

つまり、取れても期間が短い育児休暇どうこうよりも、日常的な子育てを評価する傾向にあるということです

まぁ当たり前と言えば当たり前ですかね・・・

 

これがもっと長期(6か月とか1年とか)で育児休暇を取得できるようになると違ってきそうです

しかし、『育児休暇取得してるぞ〜』と自慢している男性がいても、実は1週間未満では・・・それ以外の日常で家事や子育てをしないとなると全くエセイクメンですね・・・

妻にもっとも嫌がられる行動

NHKニュースでも取り上げられていて、一緒に見ていたカミさんが苦笑いしてましたけど、妻にもっとも嫌がられる行動(=イクメンではないと思う理由)は

子どもよりも自分のことを優先する(40.8%)

やぐま「わかるわぁ〜」

カミさん「はぁ!?わかるなら、やんなや (# ゚Д゚)」
「ソファーにどっかり座って自分の好きな番組ばっかりみてんだろっ!」

やぐま「は、はい・・・」

ちなみに、男性は「子どもより自分のことを優先する」と回答した割合が12.4%と低くなっていて、男女間のギャップが大きいです

また、妻に言われないと家事や育児をしない

という理由も男女間のギャップが大きいです(男:8.3%、女:28.5%)

このため、明治安田生命では

妻にとっては、「やりたいことだけ、やりたいときだけ」と気ままに育児をする夫に対して「『イクメン』ではない」という烙印を押すようです。

と、分析しています

ちなみに、うちのカミさんもやぐまのことを
「イクメン・・・ではないね、家事とかよくやってくれてるとは思うけど」

といっておりました・・・(ちょっと悲しい)

これはどうかな・・・育児の対価

育児の対価は年収ベースでいくらになるかという質問をしたそうです

結果は全体で237.5万円ということですけど、そんなこと聞いちゃだめでしょ!

だって、アホな男が

「育児なんて年収200万円程度なんだぞ!」

とか言っちゃいそうじゃないですか

実際に今回の調査でも育児の対価は0円と回答した男性の割合が1割以上いたとか・・・

私は育児の対価はプライスレスだと思いますけどね( ̄ー ̄)ニヤリ

 

まとめ

今回のアンケートは改めて、男女間の考え方のギャップがわかったかと思います

まだまだ、イクメン・カジメンの道のりは険しいと感じる一方で、20代30代の子育て真っ盛りの世代では、徐々に変革が見られるところは嬉しいことでした

今後も、ブログを通して色々と発信していきたいと思います!